考えてみた。
働き方改革が劇的に進み、通勤しない人が増える。
家で働く人が増えることで都市部の人口集中や地価の高騰がなくなる。
家で働ける人たちは、自宅にワークスペースを整備できるよう土地に余裕のある田舎暮らしをするようになり、海や山、温泉地や湖の近くなど思い思いの場所で職住一体の暮らしを始める。
人口の偏りが解消されることで狭い国土を効率よく使うことができ、子供たちは伸び伸びと外で遊ぶことができるようになる。
宅配が今以上に発達し、ドローンや自動運転の車による配達システムがスタンダードとなる。
満員電車という言葉は死語になり、通勤が必要な人たちはコロナ禍の中で社会に貢献してくれた「ライフラインの守り人」として尊敬される。
通勤用の公共交通機関は座席が広くとれるようになり、すべての車両で居住性のよいシートやフリーWi-Fi、電源などが完備される。
オンライン診療や遠隔手術などの医療サービスが
発達し、診察を受けるために長時間待つこともなくなる。
教育では公共サービスとしてのオンライン授業などネットを使ったサービスが拡充され、住む場所や経済的な事情による教育格差がなくなる。
学校に必ずしも毎日通う必要がなくなり、不登校やブラック部活のような問題も消滅する。
子供たちは家で親の仕事を垣間見ることができ、生きた職業教育につながる。
学校や塾に通う時間が不要になり、好きなことや得意なことをどんどん伸ばせる余裕のある教育環境が実現。